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家事代行サービスの新たな波、若者「タイパ」での利用が広がる中、高齢者も便益

日本経済新聞によると、家事代行サービスの需要が拡大しているとのこと。

特に「タイムパフォーマンス」(タイパ、時間効率)を重視する若い世代や一人暮らしの高齢者が増え、共働き世帯だけでなく幅広い利用者層に広がっています。政府もこれをサポートし、5月からは家事代行の利用料に補助金を実証的に導入する予定とのことです。

例えば、家事代行大手ベアーズでは20~30代の単身世帯や子育て前の若い世帯の利用が2014年に比べて2.5倍に増えています。料金は1時間あたり4千~5千円前後で、若年層は家事の外注に対する抵抗感が少なく、時間効率を求めて積極的に利用しているとのこと。

一方で、高齢者向けのサービスも進化しており、ねこの手という会社は日常のささいな困りごとから始まり、電球の交換や郵便物の確認、ゴミ出しまで行うサービスを提供しています。介護保険が適用されない生活日用品以外の買い物や庭の手入れを提供し、高齢者の生活をサポートしています。

これらのサービスが拡大する中、政府も家事と仕事の両立をサポートするために、中小企業が福利厚生にこれらのサービスを取り入れる場合に補助金を出す方針を示しており、人手不足への対策としても注目されています。家事代行サービスが今後一層の発展を遂げることが期待される中、どのように進化していくのか注目です。

 

参考記事:若者「タイパ」で家事代行 広がる利用、高齢者も重宝:日本経済新聞
若者「タイパ」で家事代行 広がる利用、高齢者も重宝 - 日本経済新聞